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2018年04月27日

【産学連携】貢姫御膳(みつひめごぜん)お披露目会

平成30年4月26日「貢姫御膳」をお披露目することができました。

佐賀の名物として歴史的にも魅力あるものをという佐賀商工会議所の提案で、昨年から旅館あけぼのと佐賀女子短期大学と三者で鍋島家の姫にまつわる献立を調査し話し合いを重ねてきました。

本学の久保知里専任講師が調査し、佐賀藩の鍋島直正公の長女貢姫の祝儀御膳について「貢姫様御出府方記録」(鍋島報效会)から詳細な献立記述が見つかり読み解きました。久保講師の担当する学生も古文書に触れ、幕末の料理やその社会背景などを学ぶ機会にもなりました。

4月26日は旅館あけぼのにて、佐賀商工会議所の専務理事、本学の理事長、学長など関係者臨席のもと「貢姫御膳」の披露がありました。

当時の文献をひもときながら、現代にも受け入れやすいようにアレンジも加えた料理となっており、当時を彷彿させる一品に、醤油ではなく、酒と出汁などを煮詰めて作る「煎り酒」でいただくお刺身があります。

料理は、数十年前から旅館あけぼのに伝わる朱塗りの膳に、今泉今右衛門の器に盛られ、五感で味わう姫御膳となりました。

 佐賀女子短期大学の知財が、佐賀を盛り立てることにつながる取り組みとなり、今後の発展に期待ができそうです。

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