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2018年12月17日

「大学生を対象とした犯罪被害者等支援出前講座」を受講しました。

佐賀県くらしの安全安心課による「大学生を対象とした犯罪被害者等支援出前講座」が実施されました。

受講したのは保育臨床心理学(田口香津子学長)を学ぶこども未来学科2年生です。

講師に清水誠一郎氏(犯罪被害者ご遺族)をお迎えし、長女心(ここ)さん(3歳)をスーパーのトイレで当時大学生だった男から殺害されたことをふまえ、学生に「犯罪者を生み出さないために今できること」と題してお話をしてくださいました。

大学生が犯人だったということで、「大学生」という響きにも敏感になり、やっと最近になって学生にも話ができるようになったそうです。

そのきっかけは岡山の大学生達が犯罪被害者支援のボランティアをしていて、そこに招かれて話しをしたり、一緒に活動するうちに、犯人のような人間もいれば、人のためにと時間を惜しまずボランティアをしている学生もいることがわかり、未来の子どもたちを育てる大学生に対しても体験や思いを伝えることに一歩踏み出せたそうです。

事件から7年が経って、まわりの人からは「ずい分気持ちの整理ができて落ち着いてきたのではないか」と言われることもあるそうですが、事件を忘れることも、娘さんを忘れることも、心が穏やかに落ち着くこともないし、今もニュースでいろいろな事件が報道されると、娘さんと被ってフラッシュバックし異常な感情になることもあると心の苦しみをお話してくださいました。

 

学生に対しては、「保育や教育の職に就いたら、小さい時から良いことは良いと褒め、悪いことは悪いとしっかり伝え、犯罪や殺人を犯さない強い心を持った、未来を担う子どもたちを育ててほしい。」

また、子どもは事件に遭うと「何があっていて、どうすればよいのか?何がどうなっているのか?」とわからない状況にあります。ただ不安で怖い思いをしているので、先生の存在は子どもたちにとって大きいので優しくそっと接して寄り添ってほしい。」 と話されました。

学生からは

「家族の苦しみを聞いて、心が苦しくなった。保護者さんには苦しい中私たちに話してくださって感謝している。」

「子どもたちに自分の身は自分で守ることを伝えようと思った。」

「姪とかぶって自分の心まで苦しくなりました。」

「兄弟姉妹も辛い思いをしていることを知った。」

「子どもの命を守る保育士になる。」などの感想が発表されました。

 

清水さんの「パパは二度と幼い命を奪われない世の中にするために伝えるよ。」という亡くなられた娘さんへのメッセージが心に響きました。

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