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2021年01月27日

【生涯学習センター:旭の未来学講座】声を出して読む日本語

【エンジョイライフ】声を出して読む日本語

2021年1月22日(金)10:30~12:00 藪敏晴教授による「声を出して読む日本語」が開講されました。

「言葉は必ず誰かが使ったものです」「言葉はすべて引用なのです」-藪先生の印象的な第一声から、本講座は始まりました。よい文章を多く読むこと、「わたし」の身体に通過させることで、「言の葉」たちが心に染み渡り、「わたしのもの」になっていく。「祇園精舎の鐘の声(『平家物語』)」「いづれの御時にか(『源氏物語』)」「いまはむかし、竹取の翁といふものありけり(『竹取物語』)」など、物語の書き出しを読み上げる藪先生-発する声の柔らさ、トーン、心地よいリズムによって、言葉の持つ力、奥深さに気づかされました。

「世界は諸行無常であり、盛者必衰であること」「物語には絶妙な舞台装置(しかけ)があること」「だれがどのように言葉を語り組み合わせているかが大事なこと」-藪先生に言葉の見方・考え方の「レンズ」を示していただき、参加者は何度もうなずき、古典の世界に引き込まれていきました。

漢文や『論語』に流れる原理原則、生き方の哲学にも触れていただき、「知る・識る」ことによって視野が広がり、言葉が自己を豊かにすることを身をもって体験することができました。

「あしたのジョー」にまつわるエピソードや祖母に語ってもらった幽霊話を嬉しそうに語る藪先生-参加者も思わず笑みを浮かべ、会場はあたたかな空気に包まれました。

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