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2020年04月02日

令和2年度入学式が挙行されました

4月2日(木)、令和2年度佐賀女子短期大学の入学式が挙行されました。

新型コロナウイルス感染拡大を回避し、また新入生やそのご家族の方々の健康と安全に最大限に配慮を図り、新入生と教職員のみで規模を縮小して挙行されました。入学式後に予定していた、コース別ガイダンスや学生部のオリエンテーションは、教室に移動せずにそのまま体育館で実施され、「保護者向けのコース別ガイダンス」や「海外研修・留学説明会」「寮生保護者説明会」は中止になり、例年とは異なるスタートとなりました。

<学長式辞>

★本日、式次第を割愛するなど時間を短縮して入学式を挙行しました。例年より、式辞も短くしております。そのまま掲載いたします。

令和2年度 佐賀女子短期大学入学式 学長式辞

佐賀平野の豊かな緑に降り注ぐ光にも、そよ吹く風にも、春の暖かみを感じるようになり、皆さんの門出にふさわしい日を迎えることができました。
新入生172名の皆さん、ご入学誠におめでとうございます。令和2年度、学校法人旭学園 佐賀女子短期大学入学式を本日ここに挙行できますことを、心より嬉しく思います。

御周知のように、この度は、来賓ならびに保護者のご臨席を控えていただく形となりました。この会場で新入生の皆さんの晴れ姿を見ることがかなわなかった方々も、それぞれの場所で、心よりお慶びになられている事と拝察申し上げます。さらに、留学生もこの度の渡航制限で入学式に間に合うことができず、数週間遅れて、新生活のスタートを切ることになりそうです。

少なくとも18年間かそれ以上に生きてきた皆さんは、自分では気づかないところで数えきれないほどの親切や好意を周囲から受けて育ってきています。今日は、無事に大学生になれたことを感謝する節目の日としたいですね。

佐賀女子短期大学は、開学以来54年間、一貫して女子の人材育成を続けて参りました。この2年間で資格免許の取得はもちろん、女性として人間としての可能性を広げる学び、他の専門職と力を合わせて地域課題の解決を目指す学びなど、佐賀女子短期大学ならではの学習環境を準備しています。 もっともっと女性、子ども、高齢者、障碍者、外国人など多様な人たちが幸せに生きる未来社会を目指しましょう。固定観念や偏見を持たず、心がつながり合う地域社会を創る人材を私たちは育てたいのです。

令和2年度、佐賀女子短期大学の教職員は、58名います。私たちは、学生が成長する瞬間に立ち会える喜びを知っていますし、等しくひとりひとりのかけがえのない幸せを願っています。しかし現実は、全ての学生が必ずしも順風満帆ではありません。途中で自信を失い、存在意義を疑い、挫折感を味わうことがあるやもしれません。そんな時こそ私たちに心を開いてほしいのです。皆さんは壁の向こう側にある、成長した未来の自分の姿をイメージできないかもしれません。でも私たちは、多くの教育経験から、立ちふさがる壁の向こう側に、自信に充ちた、皆さんの未来の笑顔が想像できるのです。大丈夫、この学校にあなたの可能性を信じない人は一人もいません。一見すると厳しい指導と感じられるかもしれませんが、その中にある暖かい励ましや思いやりを信じて、私たち教職員58名とともに育ちあっていきましょう。

さて、この一か月の世界の急速な変貌を誰が予想していたことでしょうか?今まで当たり前と思ってきた日常が、当たり前でなく、人と人との支え合いの上で成り立ってきた、ありがたい事だったと気づくことが本当に増えました。そして先の読めない不安な時に私たちがどのような行動に陥りやすいのか、その弱さに向き合い、自分はどうあるべきなのかを立ち止まって考える、良い機会となりました。

皆さんは、自分の利益を守ることだけでなく、仲間と共に支え合う人になりたいと思いませんか。私はそうありたいと願っています。支え合うというのは、自分が完璧だと思う人同士ではできない事です。自分の弱さや不完全さを受け容れられるから、人に助けを求めることができます。そして自分の強みや良さにも気づくから、相手の力にもなれます。皆さんの隣には同じ夢をもって集まった仲間がいます。今、身体的接近接触には慎重でなければなりませんが、心の距離はいくらでも近くできます。短期大学で一生の友人と出逢えることを祈ります。

最期になりましたが、今後も、決まっていた行事予定がころころと変更される可能性があります。最善の対応を考えながら進めていきますが、私たちの臨機応変な対応力が伸びる機会とプラスに捉えましょう。ピンチはチャンスです。

                                                          以上を持ちまして、学長式辞と致します。

令和2年4月2日

佐賀女子短期大学 学 長 田口 香津子

 

<理事長祝辞>

佐賀女子短期大学へのご入学おめでとうございます。

新型コロナウィルス対策のために、保護者や在校生の同席をご遠慮いただき、式を縮小化せざるを得なかったことは残念ですが、満開の桜とともに172名の新入生の皆さんをお迎えできたことを心から嬉しく思います。また、入学式に参加できなかった多くの外国人留学生の皆さん。皆さんに会える日を心待ちにしています。

新型コロナウィルスの最初の感染が確認されたのは去年の12月。またたく間に世界中に広がり、経済にまで深刻な影響が出ています。世界の多くの人々が、グローバル化、変化のスピードを、このような形で実感することになりました。まさに明日、何が起こるかわからない世の中になりました。

ところで皆さんは、先月20日に完結した「100日後に死ぬワニ」という4コマ漫画を知っていますか?100日後に死を迎える擬人化されたワニの日常生活が毎日1話ずつSNS上に公開され、話題となりました。「死ぬまであと何日」と表示された中で、そんなことを知る由もなく、1年後に届く商品の予約を入れるワニの姿に何とも言えない悲しさを覚えたものです。人の命に限りがあり、与えられた時間にも限りがある。だからこそ命は大切だ。そのことをわかって日々を過ごしている人は少ない。この4コマ漫画の反響の大きさは、その「あたりまえのことを忘れている」、あるいは「気づかないふりをしている」自分自身に、気づかされたからだと思います。

短期大学は4年制大学の半分の時間しかありません。1年ほどで就職など進路を決めなければなりません。半年前までは景気のよい話が続き、就職率100パーセントをお約束出来ました。ですが、このような、先の見えない現状では、厳しいお話もしておかなくてはなりません。

では、どうすればよいのですかと皆さんは問うてくるでしょう。

私が言えるのは、「自分自身に力をつけて下さい」ということです。2年間は短い。ですが、時間は誰にも平等です。この時間をどう生かすか。そこに問の答えがあります。

卒業の日、「あの厳しい状況の中で入学の日を迎え、短大の2年間の覚悟が出来た」と言えたら、きっと、きょうの私の言葉がよい思い出として振り返れるでしょう。

皆さんが一員となられた旭学園は123年前に創設され、佐賀女子短期大学、佐賀女子高校、ふたばこども園とひしのみこども園を運営しています。

旭学園という名前は創設者中島ヤス先生が、どの学生生徒にも等しく注ぐ、太陽の光のようでありたいと名づけられました。この佐賀女子短期大学はその思いを受け継ぎ、教職員が全力で、皆さんの夢の実現をお手伝いします。

もし、まだ自分の夢が見つけられていないという人は、一日一日を大事に、丁寧に過ごして下さい。勉強は勿論ですが、多くの友達を作り、ボランティアやインターンシップ、アルバイトなど様々な体験を通して視野を広げ、コミュニケーション能力を磨いてください。限りある時間を大切に過ごせば、2年後、自ずと道は開けています。

 

この旭学園の学園訓は順和 礼譲 敬愛 奉仕です。漢字で書くと難しく聞こえますが

素直な心と互いに助け合う心を持ち、礼儀を忘れず品位を保ち自分を愛するように人を愛し 世界を視野に入れて人々の幸せのために尽くす 実に簡潔に、皆さんに、道しるべを与えてくれています。

 旭学園は、佐賀女子短期大学は、人生の岐路に立つあなたにとって最高のパートナーでありたいと思っています。一緒に充実した2年間を過ごしましょう。

御入学おめでとう。皆さんを心から歓迎します。

令和2年4月2日

                      学校法人 旭学園理事長

                             内田信子

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